海やプールの後、髪がギシギシするのはなぜ?その日のうちにしたいヘアケア

夏になると楽しみなのが、海やプールで過ごす時間。友達との海水浴や旅行先のビーチ、プール、夏のレジャーなど、暑い季節ならではの楽しみが増えますよね。
しかし、思い切り遊んだ後に髪を触ってみると、
「髪がギシギシする……」
「指が全然通らない」
「乾かしたらいつも以上に広がった」
「毛先がパサパサしている気がする」
と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は海やプールは、髪にとって普段とは大きく異なる環境です。海水やプールの水だけではなく、強い紫外線や濡れた髪への摩擦など、さまざまな要因が重なることで、髪の手触りが悪くなったり、パサつきや広がりが気になったりすることがあります。
だからこそ大切なのが、海やプールから上がった後、できるだけ早く適切なヘアケアをすること。
今回は、海やプールの後に髪がギシギシしやすい理由から、現地ですぐにできるケア、帰宅後のシャンプーやトリートメント、ドライヤー前のヘアオイルの使い方まで詳しく解説します。
夏のレジャーを思い切り楽しみながら、美しい髪も守っていきましょう。
目次
1. 海やプールの後に髪がギシギシするのはなぜ?

海やプールから上がった後の髪は、普段のお風呂上がりとは少し違います。
シャワーで髪を濡らしただけならそれほど気にならないのに、海やプールでは髪が絡まりやすくなったり、乾かした後にゴワつきを感じたりすることがあります。
その理由はひとつではありません。
海の場合は海水や潮風、プールの場合は水質の影響があり、さらに屋外では紫外線にもさらされます。
加えて、濡れた状態で長時間過ごしたり、タオルでゴシゴシ拭いたりすることも、髪への負担につながります。
特に、もともと乾燥しやすい髪や、カラー・ブリーチなどでダメージを受けている髪は、海やプールの後に手触りの変化を感じやすい傾向があります。
「夏だから仕方ない」と放置するのではなく、まずは何が髪の負担になっているのかを知っておくことが大切です。
2. 海水によって髪がパサつきやすくなる
海で遊んだ後に髪がギシギシすると感じる大きな理由のひとつが、海水です。
海水には塩分などが含まれており、海から上がった後、そのまま髪を自然乾燥させてしまうと、髪の表面に海水由来の成分が残ります。
さらに海では、濡れる、乾く、また濡れるという状態を繰り返すこともあります。
そこに強い日差しや潮風が加わることで、髪の水分が失われたように感じやすくなり、毛先のパサつきや広がり、ゴワつきにつながることがあります。
海から上がった直後は髪が濡れているため気づきにくいのですが、乾いてくると「いつもより髪が硬い」「指が通りにくい」と感じることも。
そのため、海から上がったら海水がついた状態のまま長時間過ごさず、できるだけ早く真水でしっかり洗い流すことが重要です。
3. プール後の髪もそのまま放置しない

「海水じゃなければ大丈夫」と思ってしまいがちですが、プールの後もヘアケアは必要です。
衛生管理されたプールでは、施設や水質管理の方法によって消毒剤などが使用されています。
プールから上がった後、その水が髪に付着した状態で長時間過ごすよりも、シャワーを利用できるのであれば、なるべく早めに真水で髪をすすいでおくのがおすすめです。
特に注意したいのが、
- カラーを繰り返している髪
- ブリーチしている髪
- 毛先が乾燥している髪
- もともと絡まりやすい髪
などです。
ダメージを受けている髪は手触りの変化を感じやすいため、プールから出た後のケアを意識しましょう。
また、プールサイドで長時間過ごす場合には紫外線の影響も加わります。
「水から上がったから終わり」ではなく、プール後の髪をできるだけ早くリセットしてあげることが大切です。
4. 夏の強い紫外線も髪への負担に

海や屋外プールで忘れてはいけないのが、紫外線です。
顔や腕には日焼け止めを塗っていても、髪については何も対策していないという方も多いのではないでしょうか。
髪も屋外にいる間は日差しにさらされています。
特に海やプールでは長時間屋外で過ごすことが多く、さらに髪が濡れた状態になることもあります。
紫外線や乾燥などの影響が重なることで、髪のツヤがなくなったように感じたり、毛先のパサつきやカラーの褪色が気になったりすることがあります。
対策としては、帽子や日傘を活用するのもひとつの方法です。
海やプールに入っていない時間だけでも、できるだけ強い日差しを避けるようにするとよいでしょう。
最近では髪にも使用できるUV対策アイテムもあるため、使用方法を確認したうえで取り入れるのもおすすめです。
5. 実は「濡れた髪の摩擦」にも注意

海やプールでは、水そのものだけではなく、濡れた状態の髪の扱い方にも注意が必要です。
濡れた髪は非常にデリケート。
そんな状態で、
「絡まった髪を無理やりブラシでとかす」
「タオルでゴシゴシこする」
「濡れた髪を何度も結び直す」
といったことをすると、髪に余計な負担をかけてしまいます。
海やプールから上がった直後に髪が絡まっていても、力任せにとかすのは避けましょう。
まず真水でしっかりすすぎ、タオルで水分を優しく吸い取ります。
ブラッシングする場合も、いきなり根元から毛先まで通そうとせず、毛先の絡まりから少しずつほどいていくのがポイントです。
髪が長い方は、目の粗いコームを用意しておくと便利です。
6. 海・プールから上がった「直後」にやってほしいこと

ここからは具体的なヘアケア方法を紹介します。
最も意識してほしいのが、海やプールから上がった後、なるべく早く髪を真水ですすぐことです。
シャワーが利用できる場所であれば、髪全体にたっぷりと水を通しましょう。
髪の表面だけではなく、頭皮や髪の内側までしっかりすすぐことを意識します。
海の場合は特に、髪に残った海水をできるだけ洗い流しておきたいところです。
シャワーがない場所へ行く場合には、あらかじめペットボトルなどに真水を用意しておくのもひとつの方法です。
すすいだ後はタオルで髪を挟み、ポンポンと押さえるように水分を取ります。
ここでゴシゴシこすらないことがポイントです。
そして可能であれば、髪を濡れたまま何時間も放置するのではなく、ドライヤーを使えるタイミングで乾かしましょう。
7. 帰宅したらまず丁寧にシャンプー
海やプールから帰宅したら、できるだけその日のうちにシャンプーをしましょう。
ポイントは、いきなりシャンプーをつけるのではなく、最初の予洗いを丁寧に行うことです。
ぬるま湯を使い、髪と頭皮をしっかりすすぎます。
その後、シャンプーを手のひらで泡立ててから頭皮を中心に洗います。
髪の毛同士をゴシゴシこすり合わせる必要はありません。頭皮を指の腹で優しく洗い、毛先は流れてくる泡で包み込むように洗うイメージです。
海やプールの後だからといって、必要以上に何度もシャンプーすると、かえって乾燥が気になる場合もあります。
「しっかり洗う=強く洗う」ではありません。
髪や頭皮の状態を確認しながら、優しく丁寧に洗うことを心がけましょう。
8. トリートメントは毛先を中心に
シャンプー後は、トリートメントで髪を整えましょう。
海やプールの後は特に毛先がパサついたり絡まりやすくなったりするため、毛先を中心になじませるのがポイントです。
髪の水分を軽く切ってから、適量のトリートメントを中間から毛先へなじませます。
このとき、手ぐしだけではなく目の粗いコームなどを使って優しくなじませると、髪全体に均一に広げやすくなります。
ただし、絡まっている髪を無理に引っ張るのはNG。
毛先から少しずつとかしていきましょう。
製品に記載されている使用方法や放置時間を守り、最後はしっかり洗い流します。
「ダメージが気になるから」と必要以上の量を使えばよいわけではないため、適量を意識することも大切です。
9. お風呂上がりは自然乾燥せず、なるべく早く乾かす
海やプールで長時間髪が濡れていた日は、「もう疲れたからこのまま寝たい」と思ってしまいますよね。
しかし、ここでもうひと頑張り。
お風呂から上がったら、髪を濡れたまま放置せず、なるべく早めに乾かしましょう。
まずタオルで頭皮と髪の水分を優しく取ります。
毛先はタオルで挟み、押さえるように水分を吸収させるのがおすすめです。
その後、ドライヤーは根元から。
根元→中間→毛先の順番で乾かすと、効率よく乾かせます。
毛先だけに熱風を長時間当て続けるのではなく、ドライヤーを適度に動かしながら乾かしましょう。
最後に冷風を使って髪全体を整えると、まとまりのある仕上がりを目指しやすくなります。
10. ドライヤー前のヘアオイルでまとまりをプラス
海やプール後のヘアケアで、ぜひ取り入れたいのがアウトバストリートメントです。
特に、
「乾かすと髪が広がる」
「毛先がパサパサする」
「髪が硬く感じる」
「翌朝まとまらない」
という方は、ドライヤー前にヘアオイルを使用してみましょう。
使い方は、タオルドライした髪に適量をなじませます。
いきなり根元につけるのではなく、乾燥しやすい毛先から中間を中心になじませるのがポイントです。
手のひらにオイルを広げたら、毛先を包み込むようにつけ、その後、手に残ったオイルを髪の中間部分へ薄く広げます。
剛毛・多毛・くせ毛など、髪の広がりが気になる方には、まとまりを重視したヘアオイルを選ぶのもおすすめです。
碧モイストオイルも、毎日のアウトバスケアに取り入れやすいアイテム。
ドライヤー前の髪に使用することで、パサつきや広がりが気になる髪を整え、まとまりとツヤのある仕上がりを目指せます。
海やプールを楽しんだ日の「最後のひと手間」として、いつもより丁寧に髪をいたわってあげましょう。
11. 海やプールに行く「前」の準備も大切

海やプール後のケアだけでなく、出かける前から髪を意識しておくと、さらに安心です。
まず、ロングヘアの方は髪が風で絡まないよう、ゆるくまとめておくのがおすすめです。
三つ編みやお団子などにしておけば、髪がバラバラになりにくく、海辺の強い風による絡まりも軽減できます。
ただし、濡れた髪を強く引っ張るようなタイトなアレンジは避けましょう。
また、帽子や日傘を使って日差しを避けることも大切です。
海や屋外プールへ行く日は、
- 帽子
- ヘアゴム
- 目の粗いコーム
- タオル
- 洗い流さないトリートメント
- 髪にも使用できるUV対策アイテム
などを準備しておくと便利です。
ただし、プールでは整髪料やオイルなどの使用について施設ごとにルールが設けられている場合があります。入水前に使用するアイテムについては、必ず利用施設のルールを確認しましょう。
12. やってしまいがちなNGヘアケア

海水やプールの水がついたまま放置する
遊び終わった後は、可能な限り早く真水ですすぎましょう。
濡れた髪をゴシゴシ拭く
早く乾かしたくても、タオルで強くこするのは避けたいところ。タオルで髪を挟み、水分を吸い取るようにします。
絡まった髪を無理にとかす
ブラシが引っかかったら、そのまま力任せに引っ張らないこと。毛先から少しずつ絡まりをほどきましょう。
そのまま寝てしまう
一日遊んで疲れていても、濡れた髪のまま寝るのは避けましょう。帰宅後は髪を洗い、ドライヤーでしっかり乾かしてから眠るのがおすすめです。
ヘアオイルを大量につける
パサつきが気になるからといって、一度にたくさんつければよいわけではありません。
少量からスタートし、髪の長さや量に合わせて調節しましょう。
まとめ|海やプールを楽しんだ日は「その日のうち」に髪をリセット

海やプールは夏ならではの楽しいイベントですが、髪にとっては普段とは異なる環境です。
海水やプールの水、紫外線、乾燥、濡れた髪への摩擦などが重なることで、遊び終わった後に「髪がギシギシする」「毛先がパサつく」「いつもより広がる」と感じることがあります。
だからこそ大切なのは、ダメージが気になってから特別なことをするのではなく、その日のうちに丁寧なケアをすることです。
海やプールから上がったら、まず真水でしっかりすすぐ。
帰宅したら丁寧にシャンプーをして、毛先を中心にトリートメント。
お風呂上がりにはタオルで優しく水分を取り、必要に応じてヘアオイルをなじませてからドライヤーで乾かす。
ひとつひとつは難しいケアではありません。
夏の思い出を思い切り楽しみながら、その日の髪はその日のうちに整える。
そんな習慣を取り入れて、海やプールに行った翌朝も、まとまりのある美しい髪を目指しましょう。
```
