「髪がパサパサしているのは何が足りない?」
「パサパサした髪はどうしたら直る?」
「傷んだ髪を綺麗にする方法は?」
このように悩まれている男性は多いのではないでしょうか。
パサパサしたダメージの強い髪は、清潔感のない印象を与えてしまいます。
これ以上髪へのダメージを与えないためには、男性でもヘアケアが必要です。
本記事では、髪へのダメージを与えないための7つのケアをご紹介します。
毎日のヘアケア習慣で、清潔感を手に入れましょう。
髪へのダメージをこれ以上与えないための7つのケア
髪へのダメージを防ぐためのケアは、以下の7つです。
- 帽子やUVスプレーで紫外線から守る
- アミノ酸系のシャンプー・トリートメントを使う
- タオルはポンポン押し付けるようにして乾かす
- ヘアオイルやヘアミルクで保湿する
- ドライヤーでしっかり乾かす
- カラーやパーマの頻度を減らす
- 睡眠・食事・運動に気をつける
それぞれ詳しく解説していきます。
1. 帽子やUVスプレーで紫外線から守る
髪へのダメージ軽減のためには、髪や頭皮を紫外線から守ることが効果的です。
特に日差しが強い夏の時期は、紫外線の影響が強くなるため外出の際は帽子を被りましょう。
帽子を被ることで、顔の紫外線防止もできるのでシミやシワ対策にもなります。
また、日焼け止めUVスプレーの使用もおすすめです。
UVスプレーは、顔や首、腕だけでなく、髪や頭皮にも使えます。
シューっと吹きかけるだけの手軽さが魅力です。
2. アミノ酸系のシャンプー・トリートメントを使う
髪のダメージが気になるときは、シャンプーやトリートメントを見直してみましょう。
おすすめは、洗浄成分が強すぎないアミノ酸系シャンプー・トリートメントです。
アミノ酸系シャンプーは、髪や頭皮への刺激が小さく、保湿力の高さが特徴です。
ダメージで弱った髪は、アミノ酸系シャンプーで優しく洗い上げましょう。
アミノ酸系シャンプーの簡単な見分け方は、成分表に「ココイル…」「ラウロイル…」の表記があるかで判断します。
シャンプーだけでなく、トリートメントを毎日行うようにしましょう。
3. タオルはポンポン押し付けるようにして乾かす
髪へのダメージを減らすために、洗髪後のタオルドライは優しく行いましょう。
髪にダメージを与える原因の一つが、「摩擦」です。
濡れている髪の表面にある、うろこ状のキューティクルは、刺激に非常に弱く剥がれたり開いたりしやすくなっています。
ガシガシと拭き上げると、キューティクルを傷つけてしまいます。
正しいタオルドライの方法は、髪をタオルで挟み、優しくポンポンと押さえるようにして水分を吸収させます。
4. ヘアオイルやヘアミルクで保湿する
ダメージ髪には、ヘアオイルやヘアミルクでの保湿も効果的です。
それぞれ保湿に優れたケアアイテムですが、保湿へのアプローチや向いている髪質などが異なります。
ここでヘアオイルやヘアミルクの選び方を、髪質や仕上がりでまとめてみました。
ヘアオイル | ヘアミルク | |
---|---|---|
効果 | 表面をコーティングして保湿する | 水分と油分を補給して保湿する |
髪質 | 硬い髪、太い髪、広がりやすい髪 | 軟毛、細い髪、ぺたんこになりやすい髪 |
仕上がり | つや感が出る、なめらか | ふわっとする、サラっとしている |
ダメージ髪と言っても、剛毛から猫毛までさまざまなので、自分の髪質に合ったアイテムを選びましょう。
また、ダメージがひどい髪には「ヘアオイルとヘアミルクの併用」もおすすめです。
2つの異なるアプローチから保湿するので、相乗効果が得られます。
具体的な使い方は、ヘアオイルで髪の表面をコーティングした後に、ヘアミルクで水分を閉じ込めます。
5. ドライヤーでしっかり乾かす
髪へのダメージを減らしたい時は、ドライヤーでしっかり乾かします。
熱からのダメージが心配かもしれませんが、ドライヤーを正しく使えていれば乾かさずにいるよりもダメージを与えません。
自然乾燥で寝てしまうと、乾ききっていない髪が枕との摩擦で痛みます。
さらに、髪や頭皮を濡れたままにしておくことで雑菌が繁殖し、匂いや抜け毛の原因になります。
髪や頭皮へのダメージ防止のために、濡れた髪はドライヤーでしっかり乾かしましょう。
正しいドライヤーの使い方は、以下の通りです。
- タオルドライを行いドライヤーを使う時間を短縮する
- 中温で全体を乾かし、仕上げの冷風でキューティクルを整える
- ドライヤーは髪から約20cm離して使う
- 根元から毛先に向けて乾かし、キューティクルを整えてつやを出す
6. カラーやパーマの頻度を減らす
カラーやパーマの頻度を減らし、髪への負担を軽減することも大切です。
薬剤を使用するので、低刺激のものであってもどうしてもダメージは避けられません。
ダメージ髪の改善を目指すのであれば、カラーやパーマはできるだけ行わないようにしましょう。
なお、以下の記事ではくせ毛で悩まれていてパーマなどをかけている方に向けて、くせ毛改善方法を紹介しています。
「くせ毛に悩むメンズ必見!効果的なヘアケア完全ガイド」
7. 睡眠・食事・運動に気をつける
ダメージ髪の改善のためには、睡眠・食事・運動にも気を付けます。
髪や頭皮は体の一部ですから、体の不調が出るような生活は、当然髪や頭皮へ悪影響を与えます。
十分な睡眠によりストレスが軽減することで、頭皮の血行を促して栄養が髪に行き届きやすくなります。
また栄養バランスの取れた食事は、髪の生成や回復を助けます。
さらに、適度な運動をすることで頭皮の血行を促し、ダメージのない髪を作り出します。
効果が出るまで長期的な習慣化が必要にはなりますが、髪や頭皮だけでなく肌への良い影響もありますので、意識し始めてはいかがでしょうか。
ダメージ髪の大敵は「紫外線」「摩擦」「乾燥」「頭皮のコリ」
ダメージ髪の大敵は「紫外線」「摩擦」「乾燥」「頭皮のコリ」の4つにまとめられます。
これら4つをいかに避けられるかで、髪へのダメージの予防、または改善につながります。
髪や頭皮へのダメージケアは、顔や首、腕といった肌全体のケアと同じです。
いつまでも清潔感のある男性でいるためにも、今回紹介した7つのダメージ髪ケアを行ってみてください。
まとめ
本記事では、髪へのダメージを与えないための7つのケアをご紹介しました。
細かく覚えようとすると面倒かもしれませんが、少しずつでも今日から始められるヘアケアを、ぜひ試してみてください。
ダメージ髪から卒業し、清潔感とスタイリングしやすい髪を手に入れましょう。