くせ毛に悩むメンズ必見!効果的なヘアケア完全ガイド

くせ毛に悩むメンズ必見!効果的なヘアケア完全ガイド

くせ毛で悩む男性は、約3人に1人という調査結果があります。

雨の日や湿度の高い日には、髪型が決まらず苦戦している方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、くせ毛に効果のあるヘアケア方法をまとめました。

保湿を重視した5つのケアで、セットしやすい髪にしていきましょう。

  • くせ毛への向き合い方でケア方法は変わる
  • くせ毛を改善するための5つのケア
  • くせ毛の大敵は乾燥!ケアアイテムは保湿重視
  • くせ毛ケア中のスタイリングはヘアオイルかヘアミルク
  • まとめ
  •  

    くせ毛への向き合い方でケア方法は変わる

    くせ毛のケア方法は、「くせ毛をどうしていきたいか」により異なります。

    ここでは、以下4つのパターンに分けて対処法を紹介していきます。

    • 髪を真っ直ぐにしたい
    • くせ毛を改善したい
    • くせを活かしたい
    • くせ毛ケアが面倒でしたくない

    それぞれ詳しく見ていきます。

    髪を真っ直ぐにしたい

    くせが強く髪を真っ直ぐにしたいという場合は、縮毛矯正やストレートパーマをかけましょう。

    縮毛矯正やストレートパーマは、髪をストレートにできる効果的な方法です。

    約3㎝の長さがあればかけられ、一度の施術で約3か月〜約半年間持ちます。

    縮毛矯正は、薬剤と熱の力で髪をストレートにする施術です。

    施術料金は、約15,000円〜20,000円かかります。

    ストレートパーマは、薬剤のみで髪を真っ直ぐにします。

    髪への負担を減らしたい人や、くせが弱めの人におすすめの施術です。

    施術料金は、カット料金も含め約10,000円かかります。

    縮毛矯正やストレートパーマは、費用がかかりますが最も効果のあるくせ毛ケア方法です。

    くせ毛を改善したい

    くせ毛を改善したい場合は、自宅でのケアが必要不可欠です。

    くせ毛に効果的なヘアケアのポイントは、「ダメージの軽減」と「保湿」です。

    具体的な毎日のくせ毛ケア方法は、5つあります。

    1. アミノ酸系シャンプー・トリートメントを使う
    2. 洗髪後のタオルドライはポンポン叩いて乾かす
    3. ヘアオイルやヘアミルクで保湿する(ドライヤーの前後)
    4. ドライヤーでしっかり乾かす
    5. 食事・睡眠・運動に気を付ける

    くせ毛を改善していくためには、上記のケアを継続して行うと効果的です。

    そこで、①すぐできる・②習慣化が必要・③長期的な習慣化が必要の3つに分類してみました。

    ①すぐできる

    • アミノ酸系シャンプー・トリートメントを使う

    ②習慣化が必要

    • 洗髪後のタオルドライはポンポン叩いて乾かす
    • ヘアオイルやヘアミルクで保湿する(ドライヤーの前後)
    • ドライヤーでしっかり乾かす

    ③長期的な習慣化が必要

    • 食事・睡眠・運動に気を付ける

    一つ一つのケアに気を配ると大変なように感じられますが、習慣化できてしまえばそこまで負担にはなりません。

    ロンドン大学の博士らの研究によると、習慣化には18日〜254日かかるとされています。(参考:How are habits formed: Modelling habit formation in the real world

    まずは、約3週間続けて髪質の変化を実感してみましょう。

    これまでケアをまったくしていなければ、ケアを始めてすぐに効果が感じられることもあります。

    くせを活かしたい

    くせを活かしたいのであれば、スタイリングを工夫しましょう。

    髪型が決まりやすいスタイリング方法を、くせの悩み別にまとめました。

    朝シャワーを浴び、髪を濡らしてリセットすると仮定しています。

    シャワーを浴びなくてもミスト状のスタイリングスプレーで濡らして行えますので、参考にしてみてください。

    全体的にくせが強め

    1. タオルドライのみ行う
    2. 首を前に倒し、スタイリング剤を洗髪するようにつける
    3. 全体につけられたら、髪をくしゅくしゅと握りながら整える

    サイドだけボリュームが出る

    1. 上からドライヤーを当てて根元からしっかり乾かす
    2. サイドを抑えながら乾かす
    3. 後頭部は髪を持ち上げながら下から上にドライヤーを当てて乾かす
    4. スタイリング剤を抑えるようにつける

    前髪のくせがひどい

    1. ドライヤーで8割ほど乾かす
    2. 前髪を指で引っ張りながらドライヤーをゆっくり当てる
    3. 毛先まで当てたら、そのまま3秒ほど待つ
    4. その他気になる部分をすべて同じように行う

    くせ毛ケアが面倒でしたくない

    くせ毛ケアが面倒でしたくないという場合は、頻繁に髪をカットしに行きましょう。

    髪は1ヵ月で約1cm伸びると言われています。

    1cm〜2cmほど伸びるとくせが出やすくなるため、約3週間の頻度でカットできるのが理想的です。

    社会人男性の平均カット頻度が1ヵ月〜1ヵ月半であることを考えると、よりこまめに通う必要があるため、時間と費用がかかるのがデメリットです。

    くせ毛を改善するための5つのケア

    くせ毛との向き合い方でケア方法は変わりますが、ここでは「くせ毛を改善したい」場合の5つのケアについてより詳しく見ていきます。

    アミノ酸系シャンプー・トリートメントを使う

    くせ毛を改善していきたいと思ったら、アミノ酸系のシャンプーで洗髪し、トリートメントで保湿しましょう。

    シャンプーには、「アルコール系」「アミノ酸系」「石けん系」「ノンシリコン系」と4つの種類があります。中でもくせ毛ケアに適しているのは、洗浄成分が強すぎず、髪や頭皮にやさしい「アミノ酸系」のシャンプーです。

    アミノ酸系のシャンプーは、保湿力に優れており、頭皮を優しく洗い上げるため抜け毛予防にも効果的です。

    その反面、アルコール系シャンプーよりも洗浄力が劣り、ワックスなどのスタイリング剤を落としきれない可能性があります。

    そのため、スタイリング剤をしっかりつけた日には2度洗いすることをおすすめします。

    1度目はスタイリング剤を落とすために良く泡立てて髪の毛自体を洗い、2度目は頭皮の汚れを落とすために根元を重点的に洗いましょう。

    洗髪後のタオルドライはポンポン叩いて行う

    くせ毛を改善したい場合、タオルドライは髪をタオルで挟みポンポンと叩くようにして行いましょう。

    くせ毛をひどくしてしまう原因の一つに、摩擦によるダメージがあります。

    髪が濡れているときは、特にダメージを受けやすいので要注意です。

    髪の表面に鱗のようにあるキューティクルは、濡れていると柔らかくダメージを受けやすい状態になります。

    濡れた髪をガシガシとタオルで髪をこすってしまうと、キューティクルの剥がれや開きによりくせがひどくなります。

    一度剥がれたり開いたりしたキューティクルは元に戻りません。

    トリートメントで表面をコーティングして綺麗に見せるか、ダメージを受けた部分をカットするしか対処法がなくなります。

    くせ毛をひどくしないためにも、濡れた髪の扱いには気を付けましょう。

    ヘアオイルやヘアミルクで保湿する

    くせ毛を改善する効果的なケアが、ヘアオイルやヘアミルクで保湿する方法です。

    ヘアオイルとヘアミルクのどちらを選ぶかは、髪質・仕上がりで判断します。

    種類

    ヘアオイル

    ヘアミルク

    効果

    表面をコーティングして保湿する

    水分と油分を補給して保湿する

    髪質

    硬い髪、太い髪、広がりやすい髪

    軟毛、細い髪、ぺたんこになりやすい髪

    仕上がり

    つや感が出る、なめらか

    ふわっとする、サラっとしている

    ヘアオイルというとベタつくイメージがありますが、軽いテクスチャーのヘアオイルも販売されているので、自分に合うものを見つけてみてください。

    また、ダメージがひどい髪の場合は、ヘアオイルとヘアミルクの併用もおすすめです。

    ヘアオイルとヘアミルクの違いについては、以下でも解説していますので参考にしてみてください。

    ヘアオイルとヘアミルクの違いを徹底解説!あなたの髪に合うのは?

    ドライヤーでしっかり乾かす

    くせ毛を改善していくためには、ドライヤーでしっかり乾かすことも意識しましょう。

    自然乾燥できるからとドライヤーを使わずに寝てしまうと、くせ毛を悪化させる原因の「摩擦」と「乾燥」を引き起こします。

    くせ毛の場合、髪が濡れた状態で放置すると水分が蒸発する際にくせが出てしまいます。

    また、頭皮を濡れた状態のままにしておくと、雑菌が繁殖し匂いや抜け毛の原因にもなります。

    就寝前は特にドライヤーでしっかり乾かしましょう。

    温風で乾かした後に冷風を当てると、髪の表面のキューティクルを閉じる効果があるのでおすすめです。

    ちょっとしたひと手間の積み重ねで、扱いやすいくせ毛になっていくのでぜひ行ってみてください。

    ※ドライヤーで髪が痛む?効果的な乾かし方とダメージ軽減法を紹介
    ↑詳細なドライヤーの使い方はコチラ

    食事・睡眠・運動に気を付ける

    くせ毛を改善するためには、食事・睡眠・運動に気を付けることも効果的です。

    くせ毛の根本原因は、遺伝による先天的なものと、加齢や生活習慣などの後天的なものがあります。

    髪の毛は皮膚同様に体の一部なので、日々の食事や睡眠、運動習慣などに影響を受けます。

    健康な髪と頭皮を保つために、栄養バランスの取れた食事を意識しましょう。

    アルコールの分解時に髪の生成に使われるナイアシンが使われるので、お酒の飲みすぎにも注意です。

    ※髪が元気になる食事はコチラ

    また、睡眠時に髪は成長しますので、ストレスや不規則な生活による睡眠不足に気を付けましょう。
    ※良質な睡眠についての記事はコチラ

    適度な運動も、頭皮の血行を促すのでくせ毛改善に効果があります。
    ※筋トレが髪にもたらす驚くべき効果はコチラ

    くせ毛の大敵は乾燥!ケアアイテムは保湿重視

    くせ毛の大敵は、実は「乾燥」です。

    雨の日や湿気の多い日にくせ毛がひどくなるので、湿度の高さが大敵だと思われがちですが、髪内部の乾燥が根本的な原因です。

    しかし、くせ毛の原因の一つは、髪内部の乾燥が影響していることがわかっています。

    髪内部の水分量が偏ると、髪を形成しているタンパク質が均等に結合せずにくせが生じるからです。

    くせ毛を改善するためには、髪内部の水分量を均等にする「保湿」が重要です。

    髪内部のうるおいが保たれることで、湿気が多い日でもくせ毛になりにくくなります。

    洗い流さないトリートメントの使用や、ヘアオイルかヘアミルクでの保湿を毎日行いくせ毛を改善していきましょう。

    くせ毛ケア中のスタイリングはヘアオイルかヘアミルク

    保湿に効果的なヘアオイルやヘアミルクは、スタイリングにも使えます。

    オールバックやセンターパート、くせ毛を活かしたスタイルにおすすめです。

    ウェット感のある仕上がりになり、大人の色気が感じられます。

    ヘアオイルをスタイリングに使用するときは、使う量に注意しましょう。

    ショートであれば1〜2滴、ミディアム以上の長さなら2〜4滴が目安です。

    また、スタイリング時のヘアオイルやヘアミルクは、髪の根元にはつけないようにしましょう。

    ヘアオイルを用いたスタイリングについては、以下の記事も参考にしてみてください。

    メンズヘアオイルでモテる髪を手に入れよう!魅力を引き出す方法

    センターパートのツヤ感を引き出すドライヤーとヘアオイルの選び方

    まとめ

    日本人男性の約7割がくせ毛に悩んでいると言われますが、どうすればくせ毛を改善できるのかわからないところかと思います。

    本記事では、くせ毛に効果的な具体的なケア方法をご紹介しました。

    くせ毛改善のポイントは「ダメージの軽減」と「保湿」です。

    くせ毛を改善していきたい場合は、5つの方法をぜひ3週間続けてみてください。

    毎朝のヘアセットが楽になり、自信を持てる髪型が手に入るはずです。

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